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佐倉江戸明治キャンペーン(CSYM)は、主として佐倉市民(および千葉県民、東京都民など)の有志による任意団体である。その目的は、江戸時代、とりわけ幕末から明治期における佐倉藩「(千葉県)の歴史文化、佐倉出身者の近代化日本への貢献や世界への関わりについて、知識として学ぶこと、そしてそういった時代と人々の生活(衣食住や社会関係)などを体感学習することを目指している。
CSYMは、新しい任意団体で、会員制をとっていないが、20数名の緩やかなグループである。地方公共団体、地域に根差した他の市民団体、大学、事業家、専門家などとの連携を図り協力関係をき築きつつあり、上記の目的に向かう活動を実行している。
活動の端緒となったのは2023年5月に静岡県の下田黒船祭において佐倉藩開国行列を行ったことだ。
7月にはアメリカ人で勝海舟の玄孫ダグラス・スティフラー博士による講演「勝海舟と津田仙 クララ・ホイットニーの見た義父とその友人」を佐倉市教育委員会の後援を得て主催した。
同時に、佐倉市小中学校給食にヒントを得た「クララ弁当」を希望者に提供し、120名弱が佐倉市立美術館ホールに集った。
10月には佐倉市秋祭りの中で、佐倉市教育委員会の後援を得て津田仙と梅子についての展示を主催し、時代衣装の展示と試着体験活動ならびに彼らにゆかりのマフィンと和菓子の販売、仙ゆかりの甲州ワインおよび岩手県盛岡市からのリンゴジュースを提供した。2日間で延べ1,000人ほどが市美術館のブースなどに立ち寄った。
11月には青山学院楚創立149周年記念式典にまねかれ参加した。
同月、津田塾大学千駄ヶ谷キャンパスで2日間開催された大学祭での佐倉市ブースの一角を借り、時代衣装の展示と試着体験活動ならびに、津田仙ゆかりの果物マフィンを販売した。
同月には千葉県立佐倉高等学校鹿山会文庫において同同窓会主催講演「津田仙 19世紀から21世紀へのメッセージ 藩校成徳書院での学びから現代社会を問う」を実施した。
12月にはSYMC代表が、佐倉市中央公民館にて市民カレッジ歴史コース履修生70名に「佐倉江戸明治キャンペーンを実行すること」をテーマに講義した。
2024年2月には、(旧)大阪外国語大学同窓会、咲耶会東京支部例会学士会館で開かれ、東京・学士会館において「幕末から明治を駆け抜けた津田仙 語学・外国研究を習得し、活かした生涯」を題目に講演した。